おかげさまで、創立70周年。

一般社団法人 愛知広告協会

2014年5月開催終了 第62回全広連名古屋大会

AICHI AD AWARDS 2021 ONLINE 受賞作品

愛知広告協会では、愛知県下の広告クリエーターのレベルアップと連携、有能なクリエーターの育成を目的に「クリエーターによるクリエーターのための広告賞」を実施しております。
この広告賞は、2014年までの「愛知広告協会賞」を、2015年より刷新し、名称も『AICHI AD AWARDS』と改名、豊かな発想と新鮮な感覚に満ち、確かな信頼性と訴求力を持つ優れた作品を表彰いたしております。
昨年の『AAA2020』は、コロナ禍の為やむを得ず中止しましたので、今年度こそはと実開催を目指しましたが、いまだ新型コロナウイルス感染症の収束が見込めず、やむを得ず全ての応募作品を「電子データのみで応募受付する」ことと致しました。
従いまして、今回は『2019年4月1日~2021年3月31日までの2年間』の作品を第6回分として合わせて審査しております。
応募作品の審査については、審査員長の中島信也(東北新社)氏をはじめ、日本のトップクリエーター7名にZOOMミーティングによるリモート審査をお願いし、愛知の優秀なクリエーターの広告作品を『AICHI AD AWARDS 2021』優秀広告作品として選考しました。

主催 一般社団法人 愛知広告協会

共催 株式会社 国際デザインセンター

 

協力 株式会社 インディ・アソシエイツ

 

後援 愛知県

    コピーライターズクラブ名古屋

    中部CM合同研究会

        一般社団法人日本アド・コンテンツ制作協会中部支部

   公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会愛知地区

   中部デザイン団体協議会

   一般社団法人中部広告制作協会

   名古屋広告業協会

AAA2021ONLINE受賞者リスト.pdf
PDFファイル 3.0 MB

審査会

審査日時 2021年6月4日(金)9:30~17:30

審査会場 インディ・アソシエイツ(zoom会議室)

      CM、GRAPHIC、DIGITAL、DESIGN、PROMOTION/OOHのファイナリスト、 

      メダリスト及びグランプリ選考


CATEGORY カテゴリー

CM 電波 テレビCM、ラジオCM ※シネアドも含みます。

GRAPHIC グラフィック 新聞広告、雑誌広告、ポスターA、ポスターB
                 ※ポスターAは商業広告、公共広告、文化事業の告知

                 ※ポスターBは展覧会などに公に発表された作品(未発表の作品は除く)

DIGITAL デジタル Web、ムービーなど

DESIGN デザイン CI、ロゴマーク、カレンダー、エディトリアルなど

PROMOTION / OOH プロモーション / OOH キャンペーン、屋外広告全般

AWARD 賞

GRAND PRIX  グランプリ 各カテゴリー「ゴールド」受賞作品の中で最も優秀と認められた作品1点

※賞状と副賞               


GOLD  ゴールド 各カテゴリーで最も優秀な作品1点 ※賞状と副賞

SILVER  シルバー 各カテゴリーより優秀な作品1点 ※賞状と副賞

BRONZE  ブロンズ 各カテゴリーより優秀な作品1点 ※賞状と副賞

 

SPECIAL AWARD  ・特別賞 AAA2021では7人の審査員のお名前を冠した特別賞。 ※賞状と副賞

                               ポスターB賞

 

FINALIST  ファイナリスト 各カテゴリーの優秀と認められた作品全て ※賞状

                AAA2021では51作品が選出されました。

 

※各カテゴリーのメダリスト(ゴールド、シルバー、ブロンズ各1点)は、ファイナリスト作品の中から選出。

 

学生広告賞 第8回(令和2年度)愛広協実践広告ワークショップの成績優秀者

       (グランプリ 1名、準グランプリ 2名、特別賞 11名)

       ※実施日:平成31年2月27日(土)、4月3日(土)

審査基準

1)豊かな発想とアイディアにオリジナリティがあるか

2)新鮮な感覚に満ちた表現がされているか

3)訴求ポイントが明確で広告として説得力があるか

4)確かな信頼性、話題性があるか

審査員プロフィール (敬称略)

審査員長

中島信也 / なかじま しんや

株式会社東北新社 代表取締役社長 / CMディレクター

 

1959年福岡県生まれ大阪育ち。多くのCMの演出を手がける一方で東北新社取締役を務める。
デジタル技術を駆使した娯楽性の高いCMで数々の賞を受賞。主な作品に日清食品カップヌードル「hungry?」、サントリー「燃焼系アミノ式」、「伊右衛門」、TOTO「菌の親子」、AirPAY「オダギリジョーさんシリーズ」、Bingo5「神木隆之介さん上白石萌音さんシリーズ」などがある。
'10劇場用映画「矢島美容室THE MOVIE」を監督。


審査員(五十音順)

秋山具義 / あきやま ぐぎ

デイリーフレッシュ株式会社 代表取締役 アートディレクター

 

1966年秋葉原生まれ。1990年日本大学芸術学部卒業。同年、株式会社I&S(現I&S/BBDO)入社。1999年デイリーフレッシュ設立。日本大学芸術学部 デザイン学科 客員教授。
主な仕事は広告キャンペーン、パッケージ、写真集、CDジャケット、キャラクターデザインなど。
著書に「世界はデザインでできている」「ファストアイデア25」がある。

「日本パッケージデザイン大賞2017」にて「マルちゃん正麺カップ」が金賞受賞。


川村真司 / かわむら まさし

Whatever Inc. チーフクリエイティブオフィサー

 

東北新社と共同出資して設立した、WTFCのCCOも兼任。Whatever合流前はクリエイティブ・ラボPARTYの共同創設者/エグゼクティブ・クリエイティブディレクターと同時にPARTY NYのCEOを兼任し、全てのグローバルビジネスを担当。数々のブランドのグローバルキャンペーンを始め、プロダクト、テレビ番組開発、ミュージックビデオの演出など活動は多岐に渡る。カンヌ広告祭をはじめ数々の賞を受賞し、アメリカの雑誌Creativityの「世界のクリエイター50人」やFast Company「ビジネス界で最もクリエ イティブな100人」、AERA「日本を突破する100人」などに選出されている。


小西利行 / こにし としゆき

POOL INC. FOUNDER / 株式会社GOOD EAT COMPANY CCO
クリエイティブ・ディレクター/コピーライター

 

博報堂を経て、2006年POOL INC.設立。CM制作、商品開発から、街づくりや国の戦略構築も行う。サントリー「伊右衛門」「ザ・プレミアム・モルツ」「PlayStation」「モノより思い出」などヒット作多数。2017年に「プレミアムフライデー」を発案。2019年には京都のホテル「The Thousand Kyoto」「Good Nature Station」、2020年立川「GREEN SPRINGS」をプロデュース。
2021年には「GOOD EAT COMPANY」にてブランディング&クリエイティブディレクションを担当。同社CCOにも就任。2021年開催予定のドバイ万博日本館のCREATIVE ADVISERも担当している。


福里真一 / ふくさと しんいち

株式会社ワンスカイ クリエイティブ・ディレクター、CMプランナー、コピーライター

 

1968年鎌倉生まれ。いままでに1500本以上のテレビCMを企画・制作している。主な仕事に、ジョージア「明日があるさ」、富士フイルム「お正月を写そう」、サントリーBOSS「宇宙人ジョーンズ」、トヨタ自動車「こども店長」、ENEOS「エネゴリくん」、東洋水産「マルちゃん正麺」、アフラック「ブラックスワン」、ゆうパック「バカまじめな男」、LINEモバイル「LINEモバイルダンス」、メルカリ「メゾンメルカリ」など。その暗い外見からは想像がつかない、親しみのわくCMを、数多くつくりだしている。


藤平奈央子 / ふじひら なおこ ※AAA2019 GRAND PRIX 受賞者

株式会社電通 中部支社 アート・ディレクター

 

1991年生まれ。2014年日本大学芸術学部卒業。広告代理店を経て、2018年電通入社。
広告キャンペーン、パッケージ、CDジャケット、キャラクター制作などの業務に従事。受賞歴、Spikes Asia(finalist/PR)、PRアワード( silver )、コードアワード(ベスト・ユースオブ・メディア)、ACC( bronze/マーケティング・エフェクティブネス)、AAA(GRAND PRIX)、広告電通賞(屋外メディア/最優秀賞、地区賞)など。


森本千絵 / もりもと ちえ

株式会社goen° 主宰/コミュニケーションディレクター/アートディレクター

 

武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科を経て博報堂入社。2007年、もっとイノチに近いデザインもしていきたいと考え「出会いを発見する。夢をカタチにし、人をつなげる」をモットーに株式会社goen°を設立。広告の企画、演出、商品開発、ミュージシャンのアートワーク、本の装丁、映画・舞台の美術や、動物園や保育園の空間ディレクションを手がけるなど活動は多岐に渡る。現在、青森新空港のステンドグラス壁画を制作中。
受賞歴、N.Y.ADC賞、ONE SHOW、朝日広告賞、アジア太平洋広告祭、東京ADC賞、JAGDA新人賞、SPACE SHOWER MVA、ADCグランプリ、日経ウーマンオブザイヤー2012、 50th ACC CM FESTIVALベストアートディレクション賞、伊丹十三賞、日本建築学会賞、など多数。


※審査員は愛知広告協会AAA実行委員会(関係団体、在名広告代理店代表者)で選出しました。

審査員講評

中島信也 / 審査員長

コロナ期に突入してから1年が過ぎました。昨年の今頃は、不足するマスク、生活物資も確保できないのでは、という中で得体の知れない恐怖に怯えていました。今年、コロナの脅威はむしろ強まっているという様相を呈しているのですが、私たち生活者はそれなりの処し方を身につけ、必要以上に怯えることなく生活できているのではないかと思います。
そんな中、昨年完全に止まってしまったいくつかの企画が今年、動き出しています。このAICHI AD AWORDもその一つです。事務方は相当苦労したのではと思いますが、なんとかオンラインで審査をすることが出来ました。
動画系の審査はむしろリアルでやるよりしっかり見れたのでは、と思う一方、グラフィック作品、パッケージなど立体作品は少しかわいそうだったかな、と感じました。今後、オンラインの良さを取り入れつつリアルでやっていくハイブリッドという道を確立していければ、と思います。
さて、作品ですが、今年の受賞のポイントとなったのはズバリ「送り手の誠実さがちゃんと伝わるもの」なのでは、と思いました。
企業が生活者とコミュニケーションを作っていくやり方として「めちゃめちゃカッコイイ!」と憧れの眼差しを集める方法とか、「おもろい!」と面白さ、目新しさで目を引く方法、「なるほど」と納得感を共感に変える方法など、様々なアプローチがあることは言うまでもありません。僕個人の嗜好としては遊び心あふれるどっちかと言うとオモシロだったりナンセンスだったりのアプローチが大好きなんですが、このコロナのせいでしょうか、はしゃいでいるとなんとなく冷たい目で見られているのでは、と言うことが過剰に気になってしまいます。そんな社会の空気感を送り手である企業、クリエイター、そして審査をしている僕たちは肌で感じでいるのかもしれません。
どんなに飛躍した表現であれ、その根底に送り手の「誠実さ」がしっかりと感じられる表現。それをアイデアやクリエイティビティを駆使して高いレベルで結実したもの、そんな作品が受賞作に選ばれました。
考えてみれば、それは広告クリエイティブの基本中の基本ですよね。このコロナ禍が僕たちに広告の基本へ立ち帰らせる意識を育んだ、とも言えるのかもしれません。
いよいよワクチンの接種が始まり、このコロナ禍という大きな災厄は新しい段階を迎えます。来年は人類が再び自由を取り戻し、明るい希望に満ち溢れた年になっていたいものです。そこで繰り広げられるであろう広告表現の百花繚乱の中に、今回のAICHI AD AWORD 2021の受賞作にも表れていて、コロナ禍を経た学びの一つである「誠実でなければ相手にされない」という新しいスタンダードが根付いていっているのかもしれないな、と審査を終えて思った次第です。
ありがとうございました。

秋山具義

今回は、2年分をリモート審査という今までとは違う状況でしたが、作品自体のクオリティーは高いものが多かったように感じました。
グランプリの敷島製パンの新聞広告「パンと、100年。」は、コピーもビジュアルもシンプルでありながら、なかなか思いつかないアイデアで、とても良かったです。
グギ賞の飛騨牛「養老ミート」は、肉のシズルが無いにも関わらず、美味しさが伝わる優れたロゴマークで、店頭やパッケージへの展開も見事でした。
ポスターや新聞広告やパッケージは、やはり直接見たいので、来年は名古屋で審査できることを願っています。
秋山具義

川村真司

受賞者の皆様おめでとうございます!はじめて愛知広告賞の審査に参加させていただきました川村と申します。今回初のオンライン審査会だったらしいのですが、中島審査委員長の素晴らしい仕切りでとてもスムーズに進行できた気がします。そして、コロナ禍にも関わらず、全体的に力強い作品が集まった印象を受けました。普段あまり目にしたことのない応募作も多く、個人的にも新鮮な驚きがありました。その中でも個人的に素敵だなと思った「猫パン」に個人賞をお送りさせていただきました。プロダクト自体に素晴らしいデザインアイデアがあり、写真映えもするので自然とシェアされて拡散していく素晴らしいコンテンツだと思います。いつかリアルに食べてみたいですw 一点残念だったのは、デジタルの応募作品が少なかったこと。フィジカルなプロモーションが難しい時期にあり、もっとたくさん素敵なデジタル施策もあったはずなので、もう少し「オンライン映像」だけではないデジタル作品が来年は集まると嬉しいなと感じました。

小西利行

デジタル審査で、どこまで細かく見られるかな?と疑問があったけれど、逆に審査員で徹底的に話せたので良かったです。
内容として、大きなキャンペーンの得票も多かったけれど、誠実に、世の中を動かしたものがグランプリとなるのが、AAAらしく大好きでした。
やはり、時代や、メディアに関わらず、丁寧に相手に伝わるアイデアこそが評価されるのだな〜と、改めて思えました。
個人賞にした「犯罪者のセリフです」というひとことの驚き、デザインのゴールドとなった「ねこねこ食パン」のうれしい発見は、本当にすごいと思います。受賞者の皆さん、おめでとうございました。

福里真一

私も、1992年に社会人になって以来、ただひたすら「CMをつくりつづけました」という人間なので、敷島製パンの「パンを焼きつづけました」の新聞広告は、「ですよね!」ととても共感できるものでした。企業広告というと、サステナブルとかダイバーシティとかを語るようなものが増えていて、それが悪いわけではありませんが、そんな中だからこそますます敷島製パンの誠実な企業姿勢が際立って伝わります。福里賞は、出雲殿のテレビCMに。こちらも、こうすると葬儀がちょっとだけいいものになりますよ、ということを誠実に描いていて、「ですよね!」と気持ちよく共感できました。審査は、もともと有名でしたが、ますます全国的に有名になった中島信也審査員長のもと、リモートでもなごやかに、スムーズに行われました。リモート審査にとって、この7人の審査員というのは、人数的にもちょうどよかったんじゃないでしょうか。みなさま、おつかれさまでした。

(福里真一)

藤平奈央子

グランプリの敷島製パン「パンと、100年。」は、一方的なご挨拶になってしまいがちな周年広告を、シンプルなコピーの反復と、ユーザーの食卓にひょいっとのっているように感じさせるビジュアルで、新聞という媒体の中で、企業の真摯な姿勢を最大限実感できる原稿だと思います。遠回りにならず、その企業らしさを伝える手段を考える、広告企画の出し方を考えさせられました。初めて審査をする立場になって、広い視野と、ディティールを突き詰める力、両方の必要性を改めて感じました。受賞者のみなさま、おめでとうございます。審査員、協会のみなさま、貴重な機会を頂きありがとうございました。

森本千絵

毎年名古屋で皆さんとお会いできることが楽しみな審査会。
今回は初のリモート審査で心細かったです。
しかし、集中して細やかなところまで何度も拝見できました。
会場では見落とされてしまいそうな丁寧な仕事をみんなで見つけられてよかったと思ってます。
こういう時期だからこそ、変わることなく丁寧に誠実に語りかけ続ける広告に感動させられた年でした。
来年こそは再会できることを願ってます。

審査結果

AAA 2021 ONLINE 学生広告賞

「みる・みえる・みせる・みられる」の観点から、

五感に訴求する「みる」の感動を提案せよ

GRAND PRIX

多良 仁志 愛知学院大学

SECOND PRIZE

菊田 光我 名古屋学芸大学

今野 敬太 南山大学

SPECIAL AWARD

メニコン賞 土川 京香 金城学院大学

プロモ&アクティベーション賞 中尾 絵梨香 椙山女学園大学

企画賞 丸山 蓮 愛知大学

戦略賞 纐纈 航 龍谷大学

アートディレクション賞 菊田 光我 名古屋学芸大学

デザイン賞 井川 寧々 名古屋学芸大学

コピー賞 鈴村 莉子 名古屋学芸大学

ダイレクト賞 塚本 桃子 名古屋芸術大学

イラストレーション賞 鈴村 莉子 名古屋学芸大学

インサイト賞 梶田 歩 名古屋造形大学

アイデア賞 高山 紗希 中京大学

学生審査員賞 今野 敬太 南山大学

※学生審査員賞は、受講生のインターネット投票により決定しました。

※受賞作品は、「愛広協実践広告ワークショップ」のページでご覧ください。

お問い合わせ

一般社団法人 愛知広告協会

〒460-0008 名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル11階

TEL 052-223-6652  FAX 052-221-1368

 

E-mail:info@aichi-ad.or.jp

AICHI AD AWARDS

愛知広告協会賞 過去の受賞結果