おかげさまで、創立70周年。

一般社団法人 愛知広告協会

2014年5月開催終了 第62回全広連名古屋大会

AICHI AD AWARDS 2024 優秀広告作品

愛知広告協会では、愛知県下の広告クリエーターのレベルアップと連携、有能なクリエーターの育成を目的に「クリエーターによるクリエーターのための広告賞」を実施しています。この広告賞は「愛知広告協会賞」を2015年より刷新し、「AICHI AD AWARDS」と改名、豊かな発想と新鮮な感覚に満ち、確かな信頼性と訴求力を持つ優れた作品を表彰し、今回で9回目を迎えます。

昨年と同様に事前審査をオンラインで実施しファイナリストを選考。その後グランプリ、メダリスト、特別賞を決定する本審査を国際デザインセンターで行いました。

「AICHI AD AWARDS 2024 優秀広告作品」では、審査員長の中島信也氏をはじめ日本のトップクリエーター7名の審査員が選考した愛知のクリエーターの優秀な広告作品をご紹介します。

主催 一般社団法人 愛知広告協会

共催 株式会社 国際デザインセンター

 

協力 株式会社 インディ・アソシエイツ

 

後援 愛知県

    コピーライターズクラブ名古屋

    中部CM合同研究会

        一般社団法人日本アド・コンテンツ制作協会中部支部

   公益社団法人日本グラフィックデザイン協会愛知

   中部デザイン団体協議会

   一般社団法人中部広告制作協会

   名古屋広告業協会

2024AAA受賞者リスト.pdf
PDFファイル 5.9 MB

審査会

審査日時 2024年6月6日(水)10:00~14:00

審査会場 国際デザインセンター デザインギャラリー セミナールーム1・3

      CM、GRAPHIC、DIGITAL、DESIGN、PROMOTION/OOHの、 

      メダリスト特別賞及びグランプリ選考

CATEGORY カテゴリー

A.ムービー

・テレビCM

・WebCM、Webムービー

・シネアド、タクシーアド、動画サイネージ ほか

 

B.オーディオ

・ラジオCM

・音声メディアを活用したCM ほか

 

C.グラフィック

・新聞広告
・雑誌広告
・ポスター
・OOHグラフィック ほか

 

D.デザイン

・ロゴマーク、CI
・カレンダー

・パッケージ
・エディトリアル
・プロダクトデザイン ほか

 

E.デジタル&プロモーション

・統合コミュニケーション
・キャンペーン、イベント
・PR
・Webサイト、SNS広告 ほか

AWARD 賞

GRAND PRIX  グランプリ 各カテゴリー「ゴールド」受賞作品の中で最も優秀と認められた作品1点

※賞状と副賞               


GOLD  ゴールド 各カテゴリーで最も優秀な作品1点 ※賞状

SILVER  シルバー 各カテゴリーより優秀な作品1点 ※賞状

BRONZE  ブロンズ 各カテゴリーより優秀な作品1点 ※賞状

 

SPECIAL AWARD  特別賞 各審査員が印象に残った作品に審査員ご自身のお名前を冠した特別賞。 ※賞状と副賞

FINALIST  ファイナリスト 各カテゴリーの優秀と認められた作品全て ※賞状

                AAA2024では60作品が選出されました。

 

※各カテゴリーのメダリスト(ゴールド、シルバー、ブロンズ各1点)は、ファイナリスト作品の中から選出。

 

学生広告賞 第11回(令和5年度)愛広協実践広告ワークショップの成績優秀者

       (グランプリ 1名、準グランプリ 1名、特別賞 6名)

       ※実施日:令和6年2月17日(土)、3月23日(土)

審査員プロフィール (敬称略)

審査員長

中島信也 / なかじま しんや

株式会社東北新社エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター/CMディレクター 

東京アートディレクターズクラブ会員

 

1959年福岡県生まれ大阪育ち。デジタル技術を駆使した娯楽性の高いCMで数々の賞を受賞。主な作品に日清食品カップヌードル「hungry?」、サントリー「燃焼系アミノ式」、「タコハイ」、TOTO「菌の親子」、AirPAY「オダギリジョーシリーズ」、民放連「違法だよ!あげる君シリーズ」などがある。'10劇場用映画「ウルトラマンゼアス」('96)「矢島美容室THE MOVIE」('10)を監督。


審査員(五十音順)

秋山 具義  あきやま ぐぎ

デイリーフレッシュ株式会社 代表取締役 / アートディレクター

 

1966年秋葉原生まれ。1990年日本大学芸術学部卒業。同年、株式会社I&S(現I&S BBDO)入社。
1999年デイリーフレッシュ設立。日本大学芸術学部 デザイン学科 客員教授。

広告キャンペーン、パッケージ、ロゴ、キャラクターデザインなど幅広い分野でアートディレクションを行う。主な仕事に、松竹「十八代目 中村勘三郎 襲名披露」ポスター、東洋水産「マルちゃん正麺」広告・パッケージデザイン、日本フェンシング協会「新国章」デザイン、立命館大学 コミニュケーションマークデザイン、AKB48「ヘビーローテーション」CDジャケットデザインなど。
「日本パッケージデザイン大賞2017」にて「マルちゃん正麺カップ」が金賞受賞。著書に「世界はデザインでできている」「ファストアイデア25」がある。
2016年より「食べログ」グルメ著名人としても活動。


伊藤 直樹 / いとう なおき

クリエイティブ集団「PARTY 」代表 / クリエイティブディレクター

 

2011年、クリエイティブ集団『PARTY』を共同設立し、代表を務める。「未来の体験で世界を変える。」をモットーに、広義のクリエイターエコノミー発展のために活動するクリエイティブディレクター、アーティスト、起業家、大学教授である。WIRED日本版クリエイティブディレクターとしてWIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所を設立。アートの民主化プラットフォームThe Chain Museum CCO。京都芸術大学情報デザイン学科教授。デザイン・テクノロジー・起業家精神の三位一体教育を掲げて「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指す神山まるごと高専のカリキュラムディレクターを務める。文化庁メディア芸術祭優秀賞、グッドデザイン賞金賞、カンヌライオンズ金賞など、これまで300以上の国内外のデザイン賞・広告賞を受賞している。

代表作に、「成田空港第3ターミナル」の体験デザイン・3D写真館「OMOTE 3D」・バイラルキャンペーン「Nike Cosplay」・体験できるOOH「BIG SHADOW」・ブランデッドコンテンツ「LOVE DISTANCE」などがある。


小西利行 / こにし としゆき

POOL INC. クリエイティブ・ディレクター/コピーライター。

 

CM制作から、街づくりや国の戦略構築も行う。「伊右衛門」「PlayStation」「モノより思い出。」などヒットCM多数。多くの企業のCIなどブランディングも手掛ける。2017年に経済産業省と共に「プレミアムフライデー」を発案。STARBUCKS「47 Jimoto frappuccin」「#STRAWBERRYVERYMUCHIFRAPPUCCINO」などをプロデュース。2019年に京都のホテル「GOOD NATURE STATION」、2020年立川「GREEN SPRINGS」などをプロデュース。グッドデザイン賞審査員、ドバイ万博日本館のCREATIVE ADVISERを担当。話題のハンバーグ店「挽肉と米」オーナー兼クリエイティブディレクターでもある。


成田 倫史  なりた ともふみ ※AAA2023 GRAND PRIX 受賞者

株式会社大広 / クリエイティブディレクター、コピーライター

 

1966年生まれ。愛知県長久手市在住。三晃社を経て2001年大広に入社。

ACジャパン支援キャンペーンの国境なき医師団、日本心臓財団をきっかけに医療系コンテンツ制作の実績とともに、在名クライアントのBtoB BtoC分野を担当。ブランド(商品)認知~獲得までを範囲とするブランデッドダイレクトクリエイティブ設計により今の時代にもとめられるコンテンツを制作。

<主な受賞歴>

2023 日本AED財団 AED普及促進アプリ普及WEB MOVIEでAAAグランプリ /

ACCフィルム部門Bカテゴリーシルバー CCN最高賞 TCC新人賞 OCC新人賞  FCC

広告電通賞 消費者のためになった広告コンクール 他。


福里真一 / ふくさと しんいち

株式会社ワンスカイ / クリエイティブ・ディレクター、CMプランナー、コピーライター

 

1968年鎌倉生まれ。いままでに2000本以上のテレビCMを企画・制作している。主な仕事に、ジョージア「明日があるさ」、富士フイルム「お正月を写そう」、サントリーBOSS「宇宙人ジョーンズ」、トヨタ自動車「こども店長」、ENEOS「エネゴリくん」、東洋水産「マルちゃん正麺」、メルカリ「メゾンメルカリ」、日本郵政G「ご近所散歩中」、マクドナルド「夜マック店長」、富士フイルム「アスタリフト」、ユニクロ「LifeとWear」など。YouTubeチャンネル「広告ウヒョー!」になぜか出演中。ぜひご視聴&チャンネル登録を。


森本千絵 / もりもと ちえ

アートディレクター / クリエイティブ・ディレクター

 

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科客員教授。

青森県三沢市生まれ。武蔵野美術大学卒。1999年博報堂入社。2007年株式会社goen°設立。

博報堂在籍時から、広告のグラフィックやCM制作のほか、商品企画、パッケージデザインなどを幅広く担当。特にMr.Children、ゆず、松任谷由実、official髭男dismなどミュージシャンのアートワークやMVの制作が多く、また山田洋次、是枝裕和ら映画/演劇系の宣伝美術なども手がける。

社名のgoen°は「ご縁」から来ており、人や商品との出会いを大切にし、そして新しく創り出したいという想いが込められた。人や商品を最大限に魅力化するのが目的であり、案件ごとにアプローチが変わるのは自然なことだとする社風のため、アウトプットするメディアや作風、規模等は様々である。

現在は広告の企画演出、商品開発、装丁、映画・舞台の美術、地域再生プロジェクト、教育デザイン、動物園や保育園の空間ディレクションなど、業態や領域にとらわれずにあらゆる形のコミュニケーションデザインを行っている。また、2023年4月からNHKいないいないばあっ!のキャラクターデザインを手がけている。

受賞歴:N.Y.ADC賞、ONE SHOW、朝日広告賞、アジア太平洋広告祭、東京ADC賞、JAGDA新人賞、SPACE SHOWER MVA、ADCグランプリ、日経ウーマンオブザイヤー2012、50th ACC CM FESTIVALベストアートディレクション賞、伊丹十三賞、日本建築学会賞、第4回東奥文化選奨賞など。

著書:「MORIMOTO CHIE Works 1999-2010 うたう作品集」「アイデアが生まれる、一歩手前の大事な話」など。


※審査員は愛知広告協会AAA実行委員会(関係団体、在名広告代理店代表者)で選出しました。

審査員講評

中島信也 / 審査員長

にじみ出るもんや、とつくづく思いました。「なんとかしてなんとかならへんやろか?」という思いが広告のスタート。それをクリエイターをはじめ多くの人間の知恵を結集し試行錯誤を繰り返して形にしていく。この過程でその広告主さんの姿がだんだんにじみ出てくる。AAAの審査員は作品を通して広告主さんの姿に触れて、大袈裟にいうと広告主さんの生き様に共鳴し、評価してるんやと僕は感じています。今年も素晴らしい広告主の皆様の「生き様」に出会えました。そしてそれを形にしていくクリエイターの皆様の素晴らしいチカラにも出会えました。受賞リストは我々審査員の感動リストです。本当におめでとうございます!

秋山具義

個人的に、ダントツで好きだったのは、「延岡メンマ」のパッケージとグラフィックです。センスの良さが光っていて、何より美味しそうで食べてみたいと思わされました。
webのトヨタ自動車の「#まだまだマナー」と、公共財団法人日本AED財団の「AED普及促進 知っていれば 篇」は、見た人が実際に行動に移してくれるだろうなと感じました。
青柳ういろうの「ウルトラマンういろう」は、パッケージ、グラフィック、店頭含めて本当に良い仕事ですね。

伊藤直樹

「ウルトラマンういろう」に広告のワクワク。「AED」に広告の新しい役割。「カルチャーショック」に広告の職人芸。「見ているふりもする。」に広告の言葉のちから。審査を通じて、それらに出会うことができ、何とも言えない多幸感に包まれながら、帰路につきました。受賞者のみなさん、本当におめでとうございます!

小西利行

AAAでいつも思うのは、コピーの強さとうまさ。今回もプロの言葉にたくさん出会えた。ウルトラマンういろうの「怪獣が家で暴れているときが一番平和」には思わず顔がほころんだし、#まだまだマナーも良いし、「ママにニュースです。」も素敵だ。個人賞にした「人は、見て見ぬふりをする。見ているふりもする。」はその中でも最も頭をぶん殴られた。たった数文字で心を射抜くコピーはすごい。来年もこれ級のをいっぱい見たいものだ。

成田倫史

愛知の広告に対する審査員の方々の愛情あふれるコメントが素晴らしく、自分の判断基準がぶれないように必死に我慢していた公開審査会でした。今年はウルトラマンが圧倒的で、きっとそうなるかなと一次審査から予想していましたがグランプリは満場一致。それに続く延岡メンマ。現物があればグランプリを争ったのでは。あとは、アラクス、中京テレビなどの立体的なプロモーションは説得力で優りました。そして、ファイナリストさえ難関な中で、目立たなくても頑張っていて汗を感じるものを表舞台に引っ張りたい思いで、説明が長い料理店、ミムロウプロジェクトやファイナリストを逃した明光ホームテック、丸福繊維、太陽会の「両手を180度まで広げてみる」には1票投じてました。きっと誰かのためのメダルになる仕事がたくさん集まっている公開審査会だったと思います。

福里真一

愛知広告賞は、審査員が、私だけはすごく地味なふつうの人なのですが、私以外は、なかなか濃いーいおもしろいメンバーが揃っているので(血液型も私以外はみなさんAB型らしい…)、もう少しそれを活かした方がいいかもしれませんね。
たとえば、審査後に、審査員たちによるトークショーがある、とか、審査前日に前夜祭があって、愛知の学生や若手の方と審査員が交流できる、とか?ちょっと検討してみてください。
今年の受賞作については、毎年のようにすばらしい青柳のういろうは今年もすばらしかったですし、中京テレビの「ママにニュースです!」はちゃんと伝わるアイディアだなと思いましたし、新日本ガスのCMにはクスリと笑いましたし、トヨタの「まだまだマナー」は楽しく勉強になりました。
福里賞は、独特のクリエイティブで印象に残った「ノーシン学園ピュアスクール」に。あえて広告っぽくまとめてないところが新鮮でした。受賞したみなさま、おめでとうございます!

森本千絵

全体として、グラフィックは元気に挑戦している作品が多く目立ちました。グランプリのウルトラマンういろうは、パッケージから店頭まで圧巻の世界観。細やかなところまで気遣いのデザイン。ノスタルジックだけどポップで品のある展開。以前受賞した新幹線のシリーズも含めて、クライアントとデザイナーの信頼関係によって広がるクリエイティブです。グラフィック展開の少年の写真とコピーも胸を熱くするものがありました。今後もっと新しい展開をさらに期待してしまいます。
他にも、説明の長い料理店や、ママにニュースです、AED、ピュア学園…など、とにかく知ってほしいという熱意からくるクリエイティブには強さがありました。美しい、かっこいいではなく気づきを与える役割をも担うのが現代の広告の形なのかもしれません。
個人賞を贈らせていただいた、治一郎の「想いを言葉に」をテーマにした言葉を贈るキャンペーンによる限定パッケージは、花びらはよくみると会話する2人のシルエットになっていて花の中心に言葉をそっと添えるというあたたかい心のこもったデザインです。
最近、広告の必要性がわからなくなってきたりともやもやしてましたが、 このように、ないよりはあってくれたから知ることができる少し嬉しい気持ちになるものには希望があります。また、今回評価された作品すべてに心をざわつかせる力があったと思います。
ぜひ、愛知の皆様にはもっともっと元気に新たなクリエイティブを沢山作り続けてほしいです。 皆様を励みに頑張ろうと思える時間でした。
ありがとうございます。

審査結果

GRAND PRIX [GRAPHIC]

AICHI AD AWARDS 2024  学生広告賞

「中部圏における地域づくりのリーディングカンパニー
としての新たなイメージ確立を目指した名鉄グループのブランド広告の企画・制作

GRAND PRIX

渡邊真衣 広告デザイン専門学校

SECOND PRIZE

大竹璃胡 金城学院大学

SPECIAL AWARD

名古屋鉄道賞 春田幸佳 金城学院大学

デザイン賞 伊藤佑奈 広告デザイン専門学校

アイデア賞 奥村葉子 金城学院大学

チャレンジ賞 奥村航志 東海学院大学

DE&I賞 西田菜々花 中京大学

学生審査員賞 渡邊真衣 広告デザイン専門学校

※学生審査員賞は、受講生のインターネット投票により決定しました。

※受賞作品は、「愛広協実践広告ワークショップ」のページでご覧ください。

お問い合わせ

一般社団法人 愛知広告協会

〒460-0008 名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル11階

TEL 052-223-6652  FAX 052-221-1368

 

E-mail:info@aichi-ad.or.jp

AICHI AD AWARDS

愛知広告協会賞 過去の受賞結果